関屋駅北口から徒歩4分

予防歯科

preventive dentistry

予防歯科とは

歯を健康に保つために定期的に歯科医院に通って、虫歯や歯周病にかからないように努めていくことをいいます。多くの方が歯科医院は歯が痛くなったり、困ったことがあったりした時に行く所だというイメージがあるかと思います。しかし、症状が出ている状態では、虫歯や歯周病が重度になっているケースが少なくありません。些細なことでも気になる点があれば、気軽に当院へお越しください。

また、治療後の良い口内状態を維持し、虫歯や歯周病の再発を防ぐために定期検診をおすすめしています。定期検診では、歯茎の状態のチェックと、歯のクリーニングを行います。どんなに一生懸命歯を磨いているつもりでも、虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石は付いてしまいます。長くとも3カ月から6カ月に一回のペースで受診して、お口のメンテナンスを受けることをおすすめします。

予防歯科のメリット

虫歯の予防

初期の虫歯はなかなか自分では気づきにくいです。痛いと気づいた頃には、かなり進行していることが多く、治療が困難になる場合もあります。

虫歯は、歯の表面を侵食する病気であり、不適切な口内衛生状態や食事習慣によって引き起こされます。予防歯科は、歯垢の定期的な除去とエナメル質の保護に焦点を当てています。定期的な歯科検診とクリーニングは歯垢や歯石を効果的に取り除くことができます。また、フッ化物塗布によってエナメル質を強化し、虫歯の進行を防ぐことができます。虫歯の発生を最小限に抑え、歯を健康な状態に保ちましょう。

歯周病の予防

歯周病は、歯を支える組織である歯周組織の炎症と損失を伴う疾患です。歯周病は初期段階では歯ぐきの腫れや出血として現れることがあり、放置すると歯槽骨の損失や歯のぐらつきなどが進行します。定期的な歯科検診では、歯周状態を評価し、歯周病の初期兆候を検出することが可能です。クリーニングや歯周ポケットの測定を通じて、炎症を抑え、歯周組織の健康を維持する助けとなります。早期の歯周病の発見と適切なケアは、歯を長期間健康な状態で保つために欠かせない要素です。

経済的な負担が軽くなる

予防歯科は、将来的な高額な治療費用を軽減することにつながります。

例えば、虫歯が進行して神経に達し、根管治療や歯の抜歯が必要になる場合、それに伴う治療費用や再建の費用がかかります。しかし、予防歯科に取り組むことで、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、早期の段階で問題を解決できるため、長期的な視点で見たときの費用が抑えられるのです。予防歯科に取り組むことは、長期間にわたって口の健康を維持する上でとても大切です。

健康な歯を長く維持する

歯は一度失うと二度と元には戻りません。歯は日常的な噛み砕く機能や会話において重要な役割を果たしています。しかし、虫歯や歯周病の進行によって歯が損傷すると、その機能は低下し、歯を保つことが難しくなります。予防歯科は、これらの状態を防ぐための対策します。歯垢の定期的な除去や適切なブラッシング・フロスの指導、健康的な食事習慣のアドバイスなどが含まれ、歯を長期間健康な状態を保つようサポートします。歯を失うリスクを減少させるために、予防歯科は欠かせない健康習慣となります。

美しい笑顔の維持

美しい笑顔は自信を高める要素の一つです。しかし、食事や飲料物による着色や歯の表面の汚れは、歯の美しさを損なう要因となります。定期的な歯科検診とクリーニングによって、これらの汚れを専門的に取り除くことができます。また、予防歯科の指導に従って適切なブラッシングやフロスの方法を実践することで、歯の美しさを保ちながら、健康な状態を維持することができます。美しい歯は、個人の外見や自信に良い影響を与えるだけでなく、口の健康全体にもポジティブな影響を及ぼします。

健康寿命が延びる
残っている歯が多いほど、健康寿命が長くなることが近年の研究で明らかになってきました。 心血管疾患や、糖尿病など口腔健康は全身の健康と密接に関連しており、歯と健康寿命の良好な関係を維持するためには、定期的な歯科検診、適切なブラッシングやフロスの実践、健康的な食事習慣などが重要です。口腔健康を維持することは、全身の健康をサポートし、健康寿命を延ばす要因となることが確認されています。

ホームケアも丁寧にするようにしましょう

歯ブラシはご自身の口腔内に合った歯ブラシを使いましょう。また、歯と歯の間のお掃除としてフロスや歯間ブラシを使用することをおすすめします。磨きにくい部分も丁寧にお掃除をしてあげることが、健康な歯を維持するうえで大事なポイントとなります。

ナイトガード(マウスピース)

歯科医療用具の一種で、主に夜間に使用される歯の保護装置です。通常、歯ぎしりや歯ぎしりによる噛みしめる習慣(ブラキシズム)を抑制し、歯や口腔組織を保護するために使用されます。ナイトガードは、歯科医師によって適切な形状や材質で作成され、患者の口腔に合わせてカスタマイズされます。

ナイトガードの主な目的

  1. 歯の保護: ブラキシズムや歯ぎしりによる力のかかり具合は強いため、これが続くと歯や歯のエナメル質が損傷する可能性があります。ナイトガードは歯同士の接触を緩和し、歯の摩耗や割れを防ぐ役割を果たします。

  2. 筋肉と関節の緩和: ブラキシズムは顔面の筋肉や顎の関節にも負担をかけることがあります。ナイトガードはこれらの負担を軽減し、筋肉と関節の緊張を和らげることができます。

  3. 痛みの軽減: 歯ぎしりや歯ぎしりは口腔や顎周囲の痛みを引き起こすことがあります。ナイトガードの使用によって痛みを軽減し、快適な睡眠をサポートすることができます。

  4. 対話における症状の軽減: ブラキシズムや歯ぎしりによる症状は、しばしば朝に歯や顎に違和感や痛みをもたらすため、日中の生活にも影響を及ぼすことがあります。ナイトガードを使用することでこれらの症状を軽減し、日常生活の快適さを向上させることができます。
  5.  

ナイトガードは、硬いプラスチックや柔らかいシリコンなどの材質で作られており、歯科医師によって患者の口腔に合わせてフィットさせるため、快適な装着感があります。使用する際は、通常は寝る前に装着し、習慣的な歯ぎしりや歯ぎしりの行動を制御するために使用されます。

ナイトガードのタイプやデザインは患者の状態に応じて異なる場合があり、歯科医師との相談を通じて適切なものを選ぶことが重要です。